はじめに:あの“進次郎構文”、もしかして性格が出てる…?
「約束は守るためにあるから、約束を守る」
「毎日でも食べたいということは、毎日食べてるわけじゃない」
──こんな発言に出会って、「なんだかよくわからないけど、気になる…」と思ったことはありませんか?
小泉進次郎さんの“ちょっと不思議な言い回し”は、たびたびSNSやテレビで話題になります。繰り返しが多かったり、言ってるようで言ってないようだったり。でも、こうした言葉のクセにも、その人らしさや考え方のスタイルがにじむことがあります。
今回は、「進次郎構文」と呼ばれる特徴的な言語スタイルを手がかりにして、小泉進次郎さんの性格傾向──とくに MBTI(16タイプ性格分類)の観点から、どんなタイプに当てはまりそうかをやさしく考察してみます。
進次郎構文って、どんな話し方?
まずは代表的な“進次郎構文”を見てみましょう。
- 「今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思います」
- 「毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではないです」
- 「調査では増えているから、増えたかどうか調査する」
- 「約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします」
どれも、一見するとまわりくどい、あるいは“何を言いたいのかよくわからない”ように聞こえるかもしれません。
でも、逆に言えば、これらの発言には次のような特徴があります。
| 特徴 | どういうこと? |
|---|---|
| 同じ言葉を繰り返す | 「約束は守る、だから守る」など、文の前後がほぼ同じ言葉になる |
| 抽象的でイメージ重視 | 具体的な数字や根拠ではなく、「想い」や「雰囲気」を伝えようとする |
| 余白がある | 聞き手に“続きを想像させる”ような曖昧さを残す |
| 語感やリズムを大事にしてる | 内容よりも、「どう響くか」「どう印象に残るか」に力点がある印象 |
一部の言語学者やメディアでは、こうした構文を単なる“言葉遊び”として片付けず、「あえて意味をぼかしている」「聞き手に考えさせる構造を持っている」と分析しています。
実際、進次郎さん自身が「言葉に体温と体重を乗せたい」と語ったこともあり、彼にとって“話し方”は単なる伝達手段以上の意味があるようです。
なぜそんな話し方をするの? 批判と再評価のあいだで
もちろん、こうした構文は一部から「中身がない」「回りくどい」と批判されることもあります。でも一方で、「わかりやすく言うだけが正解ではない」という声も根強くあります。
たとえば:
- “意味”はあいまいでも、“印象”に残る
- 理屈ではなく、“感覚”で伝える
- 誰かを説得するというより、“対話の入口”をつくるような語り方
これはまさに、性格や思考スタイルの違いから生まれる言語のズレとも言えるかもしれません。
そう考えると、進次郎構文は「ちょっと変わった政治家の迷言」ではなく、「ある性格傾向の自然な言葉の出方」として見えてきます。
この先では、こうした言語スタイルを MBTI(16タイプ性格分類)に照らし合わせながら、「小泉進次郎さんがどのタイプに当てはまりそうか?」をゆっくり考えてみます。
あなたの中の“進次郎像”と照らし合わせながら、読み進めてみてください。
MBTIって何?ちょっとだけおさらい
MBTIは、人の考え方や行動のクセを「4つの指標×2択」で16タイプに分ける性格モデルです。ざっくり言えば:
| 軸 | 選択肢 | 説明 |
|---|---|---|
| エネルギーの向け方 | E(外向) / I(内向) | 外向的か、内向的か |
| 情報の捉え方 | S(感覚) / N(直感) | 五感重視か、ひらめき重視か |
| 判断の軸 | T(思考) / F(感情) | 論理で考えるか、気持ちで考えるか |
| 物事の進め方 | J(計画) / P(柔軟) | 決めて進むか、流れに任せるか |
進次郎さんの構文をヒントに、どのタイプが近いかを探っていきます。
① E or I(外向 or 内向):Eでほぼ確定?
まず、彼は「人前で話す」「取材を受ける」「対話を楽しむ」場面が非常に多く、自分の言葉で空気をつくることを得意としているように見えます。
- 議論というより“巻き込む”
- 理屈より“空気づくり”
- 受け手の反応を見ながら発信
→ こうした姿勢は、内向型(I)よりも 外向型(E) に当てはまると考えられます。
② N or S(直感 or 感覚):意味の曖昧さは“直感型”の証?
進次郎構文の特徴には、「抽象的で、具体例が少ない」「論理性より語感・イメージ重視」があります。
- 例:「今のままではいけないから、今のままではいけない」→理屈より“感じ”を伝えている
- 「言葉に体温と体重を」→イメージの比喩が多い
これらは、「目に見えるもの」より「感じるもの」を優先する 直感型(N) の発想と言えそうです。
③ T or F(思考 or 感情):構文からにじむ“感覚的判断”
ここが大きな分かれ目ですが、進次郎構文は「論理的に整っていない」と言われる一方で、“感覚的にしっくりくる”“伝えたい気持ちがある”と感じる人も多いようです。
- 「聞いた印象」や「語りのリズム」を重視
- ロジックよりも、“想い”や“熱量”が前に出る
→ このあたりは、T(思考)より F(感情) に近い判断スタイルと見てよさそうです。
④ J or P(判断 or 柔軟):あえて“結論を決めない”構文?
最後の軸、ここが実は一番面白いところかもしれません。
進次郎構文では、話の終わりに「結論が出ないまま」「考える余地を残す」ことが多いです。
- “言い切らない”
- “意味をあえてぼかす”
- “どこかフワッと終わる”
これは、物事をガチッと決めて進むJ型というより、「余白を残して動きながら考える」P(柔軟)型に近い傾向だと考えられます。
✔︎ 総合すると…ENFPタイプの可能性が高い?
ここまでの整理をまとめると:
| 軸 | 推測される傾向 |
|---|---|
| E/I | E(外向) |
| N/S | N(直感) |
| T/F | F(感情) |
| J/P | P(柔軟) |
→ この4つがそろうタイプは、ENFP(広報活動家タイプ)。
ENFPの特徴は、
- アイディア豊富で創造的
- 言葉に感情や個性を込めたがる
- 理屈よりも“想い”を大切にする
- はっきり断言せず、対話の中で考えを深めていく
といったスタイルがあり、進次郎構文との親和性も高いといえます。
とはいえ…“ENFJではないの?”という声もある
ちなみに、政治家として「共感力が高い」「人を動かす演説ができる」という点から、**ENFJ(主人公タイプ)**と見る説も根強くあります。
- ENFJは“外向感情(Fe)”が強く、他者に合わせて言葉を調整する力がある
- 矛盾を調整しながら、全体をまとめていく立場に向いている
進次郎さんが大臣や党幹部として“調整役”を担っていたこともあり、こちらのタイプも一理あります。
ただ、「発言が整いすぎない」「ズレをそのまま放つような語り口」「余白を残す」という観点では、やはり ENFP のほうが自然かもしれません。
まとめ:進次郎構文ににじむ“ズレの個性”とENFP的な魅力
進次郎構文は、たしかにわかりづらく、批判されることも多い話し方です。
でもその中には、「言葉に感情を込めたい」「相手に考えてもらいたい」「空白をあえて残したい」といった、独特の感性や発想のクセが見え隠れしています。
そうしたスタイルをMBTIの観点から見ていくと、
ENFP(外向・直感・感情・柔軟) というタイプに、彼の“語り方のクセ”がフィットしてくるように感じられます。
もちろんこれはあくまで仮説ですが、
「言葉のズレから人の個性が見えてくる」
──そんな楽しみ方も、MBTIの面白さのひとつかもしれません。
